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笑っちゃうくらい格好良い?いや、笑ってしまうけど格好良い。Fear, and Loathing in Las Vegas

最高に格好良くて、
最高に面白い、
そんな最高なバンドを紹介します。

Fear, and Loathing in Las Vegasです。

特徴的な名前ですよね。
このバンド、名前に違わずというか、名前以上に特徴的なバンドです。

一度聴いたら、
いや一度見たら、
あなたの記憶に居座りつづけることでしょう。

一度でいいんです。
このPVを見てください。
私が言う意味が分かると思います。

Fear, and Loathing in Las Vegas
『Return to Zero』

カオスな音楽性

如何でしたか。
凄まじいでしょう。

ツッコミどころ満載のPVには後ほど触れます。 まずは、その音楽性から。

一言でいえばカオス。ケイオス。

大きな枠組みでいえば、ミクスチャーロックなのでしょう。

しかし、様々な要素をミクスチャーしすぎて、原型がわかりません。

パッとあげても、ラウドロック、ヘヴィメタ、エレクトロ、ダンスミュージック、スクリーモ、といったところでしょうか。

しかも、一つの曲の中で各要素を行き来しており、めまぐるしく展開が変わり続けます。

よくあるAメロ→Bメロ→サビ→Aメロみたいな展開を想像して聞くと翻弄されます。

濁流に飲み込まれるが如く。

カオスなツインボーカル

ツインボーカルというと、どういったものを思い浮かべますか?

男女ツインボーカル
高温と低音のツインボーカル
ボーカルとラップのツインボーカル

といった具合でしょうか。

じゃあ彼らは?

デスボイスとエフェクト加工です。

デスボイスとエフェクト加工ですよ。

ゴリゴリのデスボイスによるシャウトと、 エフェクト加工が施された高音(たまにアニメ声) が交互に、また同時に響きます。

前代未聞でしょう、こんなん。

門外不出。
五里霧中。
四面楚歌。

カオスなPV

お待たせしました。
PVについて触れましょう。

このPVに彼らの魅力が凝縮されていると言っても過言ではないです。

まずは、サムネイルを見てください。
これ何のシーンかというと、
メインボーカルの2人が不意に真顔でパラパラを踊り出すシーンです。

いいですか?
もう一度言いますよ?

メインボーカルの2人が不意に真顔でパラパラを踊り出すシーンです。

しかも結構長尺でそのパートがあります。 30秒くらいですかね。

意図を教えてくれ。意図を。

目と耳から入ってくる情報量が圧倒的に過多なんですよ。 現代のポリゴンショック。 心臓の弱い方はお控えください。

あとはなぜか信長がいますね。

現代にタイムリープしたら、ちょうどこの場面だったのでしょうか。

色とりどりの光線と爆音の中で、 わけもわからずギターを持たされる信長。

可哀想な信長。 されどノリノリである。

格好良いから困るんです

今まで書いてきたことだけ見るとコミックバンドですよね。 ただそうではないのが彼らの凄みです。

格好良いから困るんですよ。

SOUL’d OUTや、今をときめくDA PUMP『USA』の系譜と言えるでしょう。

ダサい要素が散りばめられているのにもかかわらず、 そのスキルやクオリティが高すぎて、格好良さがダサさを上回る。

エフェクト加工された高音ボーカルが際立つサビもキャッチーだし、 シャウトも震えるほど格好良いです。

積み重ねられた音の厚みも凄い。

様々な音楽をカオスにミックスさせながらも、 統一された彼ら独自のサウンドとしてまとめあげています。

ツッコミどころ満載で笑っちゃうんですが、 同時に格好良すぎて笑っちゃうんですよ。

因みに2016年には日本武道館公演を即日完売させてます。 見てみたいもんなぁ。 ライブ絶対楽しいですよ。ヘトヘトになりそうですが。

如何でしたか。
Fear, and Loathing in Las Vegas。

一度彼らの音楽を聴いたら、 その沼にハマって抜け出せなくなります。

私はもうズブズブです。
もう抜け出すことは叶いません。

自分が抜け出すことは諦めました。
せめて仲間が欲しい。

そうです。
読んでいただいた貴方を引きずりこむつもりでこの記事を書いています。

運悪くトラップにハマったと思って諦めて下さいな。 一緒に沼で溺れましょ?


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