最近きてるバンドがあるんです。
大好きなんです。
出会いはyoutubeにて。
シティポップの全盛期。
Suchmosや先日取り上げたAwesome City Clubなどが関連動画を埋め尽くしていた頃。
完成されたオサレ感を最大の武器とするシティポップ界において、どこか抜け感漂う彼らの曲に魅力を感じました。
その名もフレンズ！
テレビで取り上げられることも少しづつ。 今きてますし、 これからもどんどんくると思ってるバンドです。
聴いてみてくださいな。
フレンズ『常夏ヴァカンス』
豪華メンツが奏でる極上ポップソング
フレンズは、5人組バンドですが、5人全員が別バンドでデビュー経験あり。
Vo.おかもとえみ氏は、元THEラブ人間、Ba.長島涼平氏は、元the telephones等、 豪華なメンバーが揃っています。
そんな彼らの個性がぶつかり合い、心地よい音を創り出しています。
神泉系を名乗る彼らの音楽性のベースは、シティポップ。
Vo.おかもとえみ氏のハスキーかつエモーショナルな歌声と、
思わずニヤついてしまうような可愛さに溢れた歌詞。
Ba.長島涼平氏を筆頭とした実力に裏付けされたバンドサウンド。
それが彼らの持ち味であることは間違いありません。
しかし、彼らにはシティポップの枠にはまらないキャッチーさというか、良い意味での"ダサさ"があるんですよ。
キーパーソンひろせひろせ
その"ダサさ"を醸し出すキーパーソンが、 私はMC,Key.ひろせひろせ氏だと思うんです。
フレンズの楽曲の多くで作曲を手がける彼が作り出すお洒落かつポップでハッピーなメロディもそうですが。
なにより彼のラップやコーラスがめっちゃ"普通"なんですよ。
お洒落感命みたいなシティポップにおいて、
上手ぶらないというか。
ラップなのに一切怖くない。
溢れ出る人畜無害感。
くまさん。
そもそもルックスからして、シティポップ感が薄い。
完全にふざけてますもん。
だって、キャップに「DEB」って書いてあるんですよ。
「DEB」
デブって語感がキャッチーですよね。
彼らの楽曲に負けず劣らず。
何と比べてるのって言わないで下さい。
悲壮感がないっていうか。
「このデブー」ってイジられたら、
「なんだよ言うなよー」ってなるけど、
「この中性脂肪爆盛大魔神」って言われたら、
「やめてよ…」ってなるもんね。
※どちらも誹謗中傷になります。やめませう。
何が言いたいかというと、彼の存在がシティポップの持つ取っつきづらさみたいなものを、 大衆向けといった所まで落とし込んでるんだと思うんです。
踊れる「DEB」。
イエー。
シティポップとJ-POPの架け橋
シティポップの持つ都会的なお洒落感。
J-POPのキャッチーな分かりやすさ。
それを両立させているバンドがフレンズです。
今流行りのシティポップでありつつも、
万人向けのJ-POPを作れる彼らこそ、
シティポップ界とJ-POPの架け橋となる存在です。
フレンズを聴くと笑顔がこぼれます。
彼らの持つポップさもそうですが、彼ら自身が楽しそうにしているのが大きい。
人々をハッピーにする音楽です。
良いぞ。好きだぞ。
売れるぞ、フレンズ。
皆様も是非。
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